初めてロードバイクで落車した。
気がつくと、救急車の中でストレッチャーに乗って搬送されていた。
思い出せるのは、何度も通っている山の下り坂を下りている時。
「もうすぐでこの前テン埋葬した川辺やな」って考えていた。
そこから気がついたら救急車のなかやった。
幸いにも骨折は無かった。
口の右側の内外が切れて、縫った。
唇がはれている。
処置してくれた医師によると、ひどい怪我らしい。
顔面半分打った。
鼻は折れていないようだった。
親切な軽トラのドライバーが倒れているのを発見してくださり、救急車をよんでくださったそうだ。
警察に「是非お礼をいいたいのですが?」
というと、個人情報の関係でむこうの方に承諾を得られれば、と。
首と背中が酷いコリで、腕が上がりにくく、右肩と肘を打ち身、膝をすりむいた。
GIROのヘルメットに傷があった。
ヘルメットのおかげで頭が助かった。
あと、冬なので厚みのあるサイクルウェアを着ていたのも幸いやった。
GIRO、パールイズミの性能が最高だということが分かった。
警察署にいってロードバイクを見ると、フレームの前輪の方が割れて破損し、
前輪が外れていた。
車にひかれたのではないらしい。
自分でつまづいて転んだのでもない。
考えられるのは、フレームの亀裂にきづいていないままに、凹凸のある急勾配を猛スピードで跳ねていたことが考えられる。
ヒビが割れたのだろう。
おもえば、途中で休憩して乗ったときに、小さい異音がする気がした、その時に点検すればよかったのだ。
今回の落車で、下手したら横の小川に落ちたかもしれない。
山の斜面に落ちて崖を転がりおちたかもしれない。
自転車ごと落ちれば、雪が残る山で、発見されなかったかもしれない。
可哀そうなことに、山に行くと、よく野生動物が交通事故にあって亡くなっている。
去年はテン、事故に遭う前に、タヌキ君を埋葬した。
タヌキと、このまえ埋葬したテンのおかげや。
通報してくれた方はもちろん、彼らも助けてくれたのだ。
P.S. もちろん救急隊、医師医療関係者、警察官、助けていただいた全ての方、ありがたい